TEL. 026-272-0037
〒387-0007 長野県千曲市大字屋代2111
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校章の由来 直交する四本の矢羽根に四枚のイチョウの葉を組み合わせている。江戸時代,「屋代」には「矢代」の文字が使われていた。 屋代は交通の要衝であり,交わる矢羽根の中心には,「十文字の風が吹く」屋代町の限りない発展を願う心が込められている。 |
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旧本館:千曲市教育資料館(校門左) 屋代ふるさとカルタの中に『屋代小旧本館は やしろの意気込み 洋風建築』とあるのが,屋代小学校旧本館,(明治二一年七月竣工・現更埴市教育資料館)である。 建物は,木造二階建で,正面中央につき出した破風を彩色した花と唐草で飾り,玄関のポーチは双盤にさぐりのある円柱を立て,階上は勾欄付ベランダとし,四隅に飾持送を入れ,網代天井とした。 建物外部は下見板張にしペンキ塗装を行い,窓を洋風窓としているが,屋根は伝統様式の入母屋桟瓦葺にした擬洋風建築である。 |
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屋代ふるさとカルタ 屋代小学校開校百二十周年(平成五年)記念にと当時の六年生が二年がかりで作り上げたのが『屋代ふるさとカルタ』である。 ふるさと屋代を知る学習を展開する上で貴重な資料として,現在も活用されている。カルタを超えた地域学習素材として本校の大事な宝物になっている。 |
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校歌 浅井洌揮毫 また,『雪ほたる 校歌の作者は 浅井洌』とカルタにある校歌も,地域と学校を結び,校風を作り上げている大事なものである。大正二年に作詞 浅井 洌,作曲 弘田龍太郎により,校歌として制定された。信濃の国の作詞者でもある浅井先生直筆の書が,休養室に掲げられている。 『霞たなびく一重山』と歌われる一重山。本校の東に位置し,生活科の学習にとっては得難い裏山といえる。 三番で『庭の桜の花もみじ』と歌われる,正門からの桜や校庭の桜は,地域の方々と共に育んできたものであり,春になるとみごとな風景となる。 地域(屋代を語る会)のご厚意により,桜見の石を校庭各所に設置していただき,地域の方々も一息入れながら桜を愛でることが出来るようになっている。 最後は『みがく光の集まりて いよよ栄えん屋城町』と結ぶ,私たちが一生懸命勉強して,この屋代の町が栄えていくようにがんばろう,そんな心意気,地域への思いが歌い込まれている校歌である。 校歌制定時の人々の願いが,激動の時代を経て脈々と受け継がれ,今屋代の教育にどっしりと据わっている,その原点の書である。 |