七がしらとは?
八幡小学校の校歌に、「泉も古く、七がしら」と歌われているが、古来より、我が故郷八幡の山は、清らかな水が湧き出ずる泉が七箇所あった。
(一)弁天清水、(二)嘉瀝(かれき)清水、これらは大池、長尾根、代を開いた水で水量も多かった。(三)山の神清水で峰地区を開き、わさび田も泉の下につくられた。(四)小滝清水は、姨捨地区を開き、(五)桜清水は量が少ない。(六)郡頭無しは郡地区を開き、わさび田もあった。(七)中原頭無しは、中原区を開き、おばすて正宗は、この水で作られた。これら七頭は、等高線六百から八百五十米の所から湧き出している。中でも有名な桜清水は、明治天皇行幸の折、御膳水として長野市まで樽詰めにして運んだと言われており、八幡公民館に「此桜清水ハ明治十一年九月九日本県長野市ヘ聖駕行幸ノ砌御膳水」長野県知事従四位勲三等大村清一謹書の軸が大切に保存されている。

     元八幡公民館長さんの記録  「水、今昔物語」より
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七頭(なながしら)の語源(ごげん)等

  1.弁天清水(べんてんしみず)・・・水の神様(かみさま)、実りをもたらす神(かみ)。
     (弁財天(べんざいてん):河川(かせん)を神格化(しんかくか)したもの。
      女神(めがみ))

  2.嘉瀝(かれき)清水・・・瀝(れき)とは、わき水。嘉は喜ぶ。(湧(わ)き水を喜ぶこと)

  3.山の神・・・春、実りを運(はこ)ぶ神。

  4.小滝(こたき)清水・・・姨捨地区を開いた水。姨捨の頭無(かしらな)し。

  5.桜(さくら)清水・・・桜の老木(ろうぼく)の下から流れ出ている。

  6.郡の頭無し・・・郡という地区に流れて行く。水の出る場所(頭)が一カ所でなく、
             何カ所もある。

  7.中原(なかはら)の頭無し・・・中原という地区に流れる。
                     同じく、何カ所からも湧きだしている。
七がしらへのご案内(姨捨駅周辺編)
七がしらへのご案内(大池キャンプ場周辺編)