学 校 長 挨 拶










学校長 持田 貴康 




校長挨拶

更埴西中学校長の 持田 貴康(もちだ たかやす)と申します。よろしくお願い申し上げます。

冠着山のすそ野に広がる「さらしなの里」にあって、八幡地区、桑原地区、稲荷山地区の子どもたちが通う学校が千曲市立更埴西中学校です。さらしなの里には、鏡台山や棚田、千曲川といった月を美しく見せる自然の鏡が揃っていたため、古くから多くの人々がここを訪れ、その美しさに心を清らかにしていたようです。

「わが心なぐさめかねつ更級や姨捨山に照る月を見て」(古今和歌集より)

この美しき自然の中で、本校は平成29年度、稲荷山中学校と八幡中学校の実質統合54年目を迎えています。この間、平成23年度には新校舎が完成し、平成28年度には新体育館が完成しました。伝統ある本校の教育活動が、このようにすばらしい学習環境の下で行われていることは、地域の方々のご理解ご支援あってのことであり、あたり前ではないということ、大変恵まれているということを忘れずにいたいと思います。

本校では、学校教育目標を「相手に生きることによって自己を生かす〜向上心・思いやり・心身の健康〜」として、確かな学力・豊かな心・健康な心身を育み、相手に生きることによって、自己実現できる生徒の育成を目指しています。
また、魅力ある学校づくりとして「自分を伸ばす学校」・「仲間とともに伸びる学校」・「地域とともに伸びる学校」の3点をあげて教育活動を進めていきます。

・「自分を伸ばす」は、「自分の考えを表現できる生徒」・「自分の考えで行動できる生徒」の育成を目指します。
・「仲間とともに伸びる」は、互いの人権を尊重し、「思いやりの心」がもてるように、生徒への支援を進めます。
・「地域とともに伸びる」は、生徒が地域を知り、地域の一員としての自覚をもてるようにしていきます。

全校生徒329名・職員32名が心を合わせ、家庭や地域の皆様と連携しながら、よりよい学校づくりに努めてまいります。どうぞ更埴西中学校の教育活動にご理解とご協力をお願い申し上げます。

 平成29年4月 更埴西中学校長  持田 貴康